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不登校の不安を少なくするために(ステップ1)

 

「学校に行って欲しい気持ちが湧いてしまう。とりあえずでもその気持ちから離れるのが難しい」という方へ、次のコメントは私がサポートしている方からのよくある質問です。

 

[前回のカウンセリングで、『学校に行けても行けなくても良いと思うようした方が不安が少なくなり、不登校生の我が子を回復させる親の対応がしやすくなる。そして回復の段階を経て本人が学校や進路について前向きになれる。そこから学校にも復帰できることが多くなる。』とお聞きして、自分に言い聞かせていますが、行けたらいいなという気持ちが消えません。一旦諦めるという事がなかなか難しいです。今の私の心がけで大切な事があれば教えてください。」ということについて、その時の背景や経過によって多少言い方は違っても次のような意味のコメントを返信しています。

「不登校生の親の殆どがそういうお悩みになりますから、それらが完全に変わらなくてもいいくらいに、まづはそういう自分を受け入れましょう。受け入れるとは、例えば「あ!そう思っている自分がまだいるんだね、人間だもの。親で責任感があるから心配にもなるよね。」と自分を客観的に俯瞰する、そういう気分に気付く、観察する意識が大切です。(何か知識を得ても直ぐに出来ないのはある意味当然な事です。)

しかしそこからまた自分を否定する気持ちに漬かることは知識が逆効果に作用してしまいます。なので上記のような意識のトレーニングが不登校時でも、他の人生の出来事でも大事なのですよね。


私も時々忘れてどっぷり「まだこんなことを思ってしまった自分」と自己否定したまま見逃してしまい時もありますが、心の中で意識しなおすことが増やせればOKなのです。筋トレも回数を重ねれいくと筋肉がつくように、心の筋肉が増えますから。